救助隊がギリシャ最悪の列車事故の残骸を調査

著者：コスタス・カントゥーリス、ニコラス・パフィティス、AP通信

投稿日: 2023 年 2 月 28 日 / 午後 11:06 PST

更新日: 2023年3月1日 / 午後4時20分(PST)

ギリシャ・テンペ（AP通信）－ギリシャ北部で少なくとも43人が死亡、同国で最も死者数の多い鉄道で客車がねじれた鋼鉄の結び目に崩れた2両の列車が衝突し、引き裂かれて焼け落ちた残骸の中で、救助隊は水曜夜遅くまで生存者を捜索した。クラッシュ。

火曜日の真夜中直前の衝撃で、乗客の一部が天井に突き当たったり、窓の外に投げ出されたりした。

後部車両に乗っていたステファノス・ゴガコスさんは国営放送ＥＲＴに対し、「衝撃で頭が馬車の屋根に当たった」と語った。 窓ガラスが割れ、乗客にガラスを浴びせたという。

ギリシャのキリアコス・ミツォタキス首相は、旅客列車と貨物列車の衝突を「我が国では前例のない恐ろしい鉄道事故」と呼び、独立した完全な調査を約束した。

同氏は、墜落は「主に悲劇的な人的ミスによる」ようだと述べたが、詳細については明らかにしなかった。

アテネからテッサロニキ行きの列車には350人の乗客が乗っており、その多くは騒々しいカーニバルの祝賀会から帰国した学生たちだった。 線路は二重だが、両方の列車はアテネの北約380キロメートル（235マイル）の川渓谷、テンペの谷近くの同じ線路を逆方向に走行していた。

駅長が逮捕された。 大臣が辞任

当局は列車の終点であるラリッサ市で駅長を逮捕した。 男の名前や逮捕の理由は明らかにしていないが、駅長はその線路の鉄道交通の責任者である。 彼は正式に起訴されるために木曜日に検察に出廷する予定だった。

コスタス・カラマンリス運輸大臣は辞任し、「不当な死を遂げた人々の記憶を尊重する基本的な表れとして」辞任すると述べた。

カラマンリス氏は、「21世紀にふさわしくない状態」にあった鉄道システムを改善するために「あらゆる努力」を行ってきたと述べた。

しかし、「これほど悲劇的なことが起きたら、何事もなかったかのように続けることは不可能だ」とも付け加えた。

鉄道労働者を代表する労働組合は木曜日に24時間ストライキを発表する一方、水曜遅くにアテネでは左翼団体による抗議活動が勃発した。 アテネの地下鉄労働者も、鉄道職員と同様の問題に直面しているとして、木曜日の24時間ストライキを呼びかけた。

残骸により救助活動が困難に

救急隊員らがクレーンやその他の重機を使って列車の大きな部分を移動させ、さらに多くの遺体やバラバラになった遺体が明らかになった。 作戦は一晩中続き、消防士らが残骸の捜索を丹念に進めた。

「生存者がいる可能性は低いが、希望は最後に消える」と救助隊員のニコス・ジゴリスさんは語った。

ラリッサさんの主任検視官ルービニ・レオンダリ氏は、検査のために43体の遺体が彼女の元に運ばれてきたが、大部分が損傷していたためにDNA鑑定が必要になると述べた。

「（遺体の）ほとんどは若者です」と彼女はERTに語った。 「彼らは非常に悪い状態にあります。」

ギリシャ消防当局は、水曜遅くまで57人が依然として入院しており、このうち6人が集中治療を受けていると発表した。 他の15人以上が治療を受けて退院した。

無傷か軽傷を負った２００人以上がバスで１３０キロ北のテッサロニキに搬送された。 警察は行方不明者を追跡するため、到着時に彼らの名前をとった。

衝突した列車を含むギリシャのすべての旅客列車と貨物列車を運行するヘレニック・トレインは、犠牲者の遺族に「心からのお悔やみ」を表明した。 同社はイタリアの国鉄に属しています。

ギリシャ鉄道労働組合のヤニス・ニツァス委員長によると、死者の中には貨物列車の運転士２名と旅客列車の運転士２名を含む鉄道職員８名が含まれていた。

同組合は、歴代政府によるギリシャ鉄道の慢性的な無視に抗議するため、一日ストライキを呼びかけた。